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仲西 功一 自己紹介へ

ガラス

2017/10/20(金) 建築仲西 功一

建築家の安藤忠雄さんの展覧会が先月から東京の国立新美術館で行われています。

なかなか東京まで行く機会がなく見に行けていないのですが、

安藤忠雄さんのファンとしては是非行ってみたいものです。

詳しくはこちらをご覧ください↓

公式ホームページ

 

今回の展覧会は題して『挑戦』というタイトルがついており、76歳の安藤さんの今までの作品を展示しているようです。

特に見てみたいと思っているのが、この展覧会の為に美術館の敷地内に建てられた原寸大の『光の教会』という建物です。

展覧会の為に原寸大の建物を建ててしまうというスケールの大きさが安藤さんらしいです!

『光の教会』は大阪府茨木市に1989年に建てられた小さな教会で、安藤さんの代表的な作品です。

私も書籍で当時建物が完成するまでのドラマを読みましたし、実際に何度か足を運んでいます。

コンクリートの四角い塊に十字のスリットを空けた建物です。

この建物が建てられたのはちょうどバブルの時期で、建築費が高騰していた時だったそうです。

屋根すら設けることができないかもしれないという状況から、実際には工務店の協力もあってなんとか出来上がった建物なのだそうです。

少ない予算の中で、人が集まるどれだけ豊かな空間を作るかというのが最大の課題でした。

実際に足を踏み入れると十字のスリットから優しい光の差し込む空間が広がっており、質素で神聖な空間に感動すら覚えます。

予約が必要になりますが一般公開もされており、多くの方が訪れる場所になっています。

 

安藤さんが講演会などで光の教会についてよく話をされていたのが、十字のスリットに嵌められたガラスをいつか外したいと常々言っていました。

牧師さんや信者さんにも会うたびにガラスを外しませんか?と冗談のような本気の話をしていたそうです。

安藤さん曰く

ガラスが無い方が光は綺麗だし風だって入ってくるからいいのではないかと...

実際は反対をされ外せずにいましたが、

今回の展覧会で作られた光の教会ではガラスが入っていないそうです。

 

諦めずにチャンスをうかがっていれば、時間はかかったとしても理想は現実になるという事を教えられているような気がしました。

 

 

 

話は変わりますが

今週末は広島、愛媛、山口にてイベントを行っています!

ぜひお近くの方はお越しください!!

ソラマドホームページ/イベント情報

 

 

 

 

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