第256号 このおうちに住めますか!?
先日のムーミン話の絡みではないですが、
今、東京・六本木のサントリー美術館で、
フィンランド・デザインの展覧会が
行われています。
⇒ http://goo.gl/nj6G9
フィンランドのガラスや陶磁器、家具の数々は、
機能性を重視しつつ、美しさも兼ね備えています。
“timeless design product(時代を超えた製品)”を
コンセプトに作られてきた生活用品は、
暮らしに洗練されたデザイン性をもたらし、
まさに「生活の中の美」となっています。
展覧会は、18世紀後半から現代に至る
ガラス作品が中心で、見応えがあります。
ガラスって美しくて上品で、
部屋にうまく取り入れると、
グッとおしゃれになりますよね。
でも・・・
いくらガラスの雰囲気がいいからといって、
こんなおうち、住みたくはないですね・・・
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スケスケガラスのおうち
http://goo.gl/Afvzc
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テーブルもイスも、もちろんガラス。
ベッド周りもガラス。階段や本棚もガラス。
強烈です・・・
これからの季節、ガラスというだけで
寒い空気感が伝わってきます・・・
このおうちは、
イタリアの会社による
ガラスの家具をお披露目するための
コンセプトハウスであり、
実際に住むおうちではないですが、
美しさと機能性が、必ずしも
実際に住めるということにはつながらない
ということを感じさせてくれます。
たしか日本にも、某建築家による
似た感じの建物がありましたね(苦笑)