第285号 住まいというひとつの結果
住み始めた頃の住まいより、
年月を重ねた住まいの方が良く感じる。
そんな感覚に出会うことありませんか?
”住まいというものは、デザインできたり作ることができたりするものではない。住まいというのはひとつの結果なのである。”
この言葉は、「スケルトン・インフィル」の
提唱者でもある、オランダの建築家
N.J.ハブラーケンの言葉なのですが、
久々に建築系の言葉に
胸打たれました(笑)
住まいについての意味を
シンプルにとらえてくれています。
まさに、デザイナーが意図的に
作りこんでできあがるものでもなく、
日々の積み重ねそのものが、
住まいとしてあらわれてくる。
だから、
”住み始めた頃の住まいより、年月を重ねた住まいの方が良く感じる。”
という感覚に出会えるんですね。
そんな住まいにこれからも
出会っていきたいですね。