第275号 子どものスペースは親子間でギャップがある!?

先日、世界最大の家具専門店・イケアの
日本法人であるイケア・ジャパンが、

東京電機大学、
日本大学理工学部、
芝浦工業大学の3大学との

産学連携による「子ども室プロジェクト」に
関する共同研究の中間発表会を開きました。


この研究は、子どもたちが落ち着ける
子どものための空間の在り方を
研究するものなんだそうです。


その中で発表されたこと
抜粋すると・・・


”子どものスペースは、
広ければ良いというわけではなく、

体の大きさとの関係で
快適な空間スペースになる。”



”子ども自身が考えて作り上げた部屋と、
親が与えた部屋では、

子ども自身が好んで作った部屋に
滞在している時のほうが、

子どもの落ち着き度や集中力が高まる。”


などなど。


研究内容では、

一般的に、親と子が考える、
子ども室の作りかたには、

明らかに相違があるようですね。。。


”親の心子知らず 子の心親知らず”

・・・ってところでしょうか(苦笑)



発表の中で、
日本大学理工学部の本杉教授は、

”子どもにとって理想的な住まいは、
「かくれんぼと鬼ごっごができる空間」”

と主張されています。


また、

”自分の居場所がある「縄張り感」と、
居間などとつながる「広がり感」のある空間で、
家族皆がいる、皆がいると感じられることが重要”

とも主張されています。



もしからしたら、子どもたちは、

心地いい空間や場所を、

本能的に探しているのかもしれませんね。

 


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