高気密・高断熱が本当にいいの!?

高気密・高断熱が本当にいいの!?

高気密・高断熱の基本的な考え方は、欧米の寒冷地をベースにしています。

例えばエネルギー消費も冷暖房で80%にもなります。日本では関東で25%弱。

季節の半分で窓を開けて暮らして気持ちの良い国とは大違いです。

 

ファンを回すエネルギーが必要。

高気密にすると24時間の強制換気が必要です。

意外とこのファンが冷房のエネルギー量を超えます。高気密住宅にしたら、

窓を開閉する時に換気システムのスイッチONOFFの調整を覚悟しなければなりません。

 

断熱材にもいろいろ種類がある。

断熱材の厚さだけに騙されてはいけません。断熱材は素材によっても性能が違います。

例えば、グラスウールにも種類があって細繊維のものは高価ですが薄くても高性能です。

 

新しい断熱効果が生まれている。

熱の特性はまだまだ未解明です。

 同じ環境下でも、暑がりの方もいれば寒がりの方もいます。

塗るだけで断熱性能が発揮できる塗料もできています。

こうした材料で住みながら合わせてゆくのが最良の方法です。

 

結露も大切な機能です。

窓に結露を起こすのは、空気中に水蒸気がいっぱいで悲鳴を上げている状態です。

無理に結露を起こさないようにすると、

タンスや収納の陰で、ひっそりと結露を起こしているかもしれません。

 

夏は除湿だけでも涼しくなる。

蒸し暑い夏には、除湿をするだけで涼しくなります。

同じ気温でも空気中の水蒸気が少なくなることによって、わずかな汗でも気化しやすく、

熱が奪われて涼しく感じます。たくさん除湿する方法が大切です。

 

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