blog屋根と赤鬼と青鬼

こんにちは(^^)/

 

日中も過ごしやすい気温になってきました。

陽が落ちるのも短くなり、すっかり秋ですね。

食欲の秋、食べ過ぎ気を付けます。

 

さて、少し前の休みに島根県芸術文化センター グラントワ(設計 内藤廣)に建築と企画展を見に行って来ました。

島根県芸術文化センターは、島根県立石見美術館と島根県立いわみ芸術劇場の複合施設で、グラントワ(Grand Toit)は、フランス語で「大きな屋根」を意味し、建物のアイコンでもある地元産の石州瓦を用いた赤い屋根や、その下に人々が集うことをイメージしているそうです(^^)/

 

少し写真でご紹介します(^^)

外壁に使われている石見地方の地場産の石州瓦。

来待石を混ぜた釉薬が1200℃以上の高音で焼成されることでガラス質のコーティングとなり、高い耐久性を発揮するそうです。

巨大な壁面が均質になりすぎないよう、6種類の釉薬を使って風合いを出していて、外壁に石州瓦を使ったのはグラントワが初めてのようです。

均質になるようにと色を減らそうと考えそうですが、6種類の釉薬を使って全体の風合いを出すあたりがとても参考になりました。

 

中庭の軒

四方囲まれた中庭には低い軒があり、そこには机や椅子、ベンチが置かれていて、僕が見に行った時には、学生が勉強していたり、ぼんやり空を見上げている方や軒下のおかげで心地よい場所が出来ていました。

軒は良いですね。

内部にもベンチがあり、内外の関係性がとても良かったです^ ^

中庭の水盤

水盤は25m角で、一般的には金物が出てきますが金物なしの納まりで、タイルと目地だけが見えスッキリとした印象でした。

 

四方にある雨樋の内飾り板もかなり気になり、雨の日に見学してみたくなりました。

熱押形鋼柱

柱のボリューム感を出来るだけおさえ、回廊が解放的に見えるようにと内藤さんが考えた十字型の柱。

この柱が鉄筋コンクリートの方持ち屋根の鉛直荷重を支え、空間の開放性を高めています。グラントワのための特注品だそうです。

屋根を出したら一般的には梁が出てきますが、天井をRにすることで構造で梁が出ないようにしています。

とても開放的な回廊になっていました。

大ホールホワイエにあるペンダントライト

直径45センチと1mとかなり大きな照明ですが、アクリルリングが床面を照らし、高い天井もアッパーライトを仕込むことで温かみのある空間になっていて、杉板型枠コンクリートの木目も綺麗に映し出されていました。

 

建物だけでも満足でしたが、企画展も相当なボリュームで大満足な内容でした。

 

建築家・内藤廣/BuiltとUnbuilt 赤鬼と青鬼の果てしなき戦い

内藤さんの心の中にいる「赤鬼」(情熱的で自己主張の激しい赤鬼)と「青鬼」(マジメでクールな青鬼)が、それぞれの建物の見所や苦労したこと、嬉しかったことをおしゃべりしながら案内、解説してくれます。

Built実現した建物はもちろん、Unbilut実現しなかった建物 学生時代の課題からコンペ案など相当なボリュームで、模型から図面やスケッチと大満足な内容でしたが、正直時間が足りませんでしたm(__)m

12/4(月)まで開催中なので、もし行く機会があれば朝一から行きたいと思いますm(__)m

 

また時間を見つけて、建築見に行こうと思います(^^)

 

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