blog時間とともに好きになる家。

竹内 利佳 自己紹介へ
公開日:2026/09/04(金) 更新日:2026/09/02(水) 暮らし竹内 利佳

 

家を建てるとき、今の暮らしを基準に考えることが多いと思います。

 

今、必要な部屋の数。

今、使いやすい収納。

今、好きなデザイン。

 

もちろん、今の暮らしに寄り添うことは、とても大切です。

でも、5年後...10年後...その先...と

家族の暮らしは少しずつ変わっていきます。

子どもが成長したり、家具が変わったり、

新しい趣味が増えたり、家での過ごし方が変わったり。

 

だからこそ、

「これからどんなふうに暮らしていきたいか」

を考えることも大切だと思っています。

 

家族が集まる場所があって、

好きな家具を置く場所があって、

植物を育てたり、趣味を楽しんだり。

ほんの少し余白を残しておくことで

その時々の暮らしに合わせて

家も一緒に変化していく。

 

最初から家を完成させるのではなく、

暮らしながら少しずつ自分たちの家にしていく。

 

暮らしの変化とともに

素材も少しずつ表情を変えていきます。

傷がついたり、色が変わったり。

それもこの家で過ごしてきた時間の一部です。

新築のきれいさだけではなく、

家族の思い出や暮らしの跡が重なっていくことで

自分たちの家にしかない

心地よさが生まれていくのだと思います。

 

「新しいから好き」ではなく、

「暮らしてきたから、もっと好き」

 

そんな風に思える家なら

10年後、20年後もきっと、

この家でよかったと感じると思います。

 

では、また。