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平野 宜昭 自己紹介へ
公開日:2026/08/04(火) 更新日:2026/08/04(火) 平野 宜昭暮らしソラマド

設計の打ち合わせをしていると、「開放的なリビングにしたい」「明るい光がたくさん入る家にしたい」
というご要望をよくいただきます。
ソラマドの家でも、大きな吹抜や大きな窓は大きな特徴の一つです。

ただ、やみくもに大きな窓をたくさんつければ、それで心地よい空間になるかというと、実はそうでもありません。
大切なのは、家の中の視線がどこに抜けるかという「抜け感」と、光の入れ方です。

例えば、リビングのソファに腰掛けたとき、目の前の窓から隣家の壁や道路がそのまま見えてしまうと、どうしてもカーテンを閉めっぱなしにしてしまいがちです。
これでは、せっかくの開放感がもったいありません。

そこで設計の際には、あえて窓の高さや大きさを小さくしたり、中庭を配置したりといった工夫をします。
外からの視線を気にせず、安心して大きく窓を開け放てる場所をつくること。
そうすることで、実際の面積以上の広がりや、心地よい風の通り道が生まれます。

大きな窓で景色をドンと取り込むだけでなく、視線をコントロールしてプライバシーを守りながら空や緑を感じられるようにする。そんな窓の切り取り方一つで、日々の暮らしの心地よさは大きく変わっていきます。

住まう人がリラックスして、毎日を心地よく過ごせる空間をこれからも考えていきたいものです。

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