blog時の納屋
こんにちは^ ^
ようやく涼しさを感じられるようになり、朝晩の通勤も快適になってきました。
季節の移ろいを肌で感じられるこの時期、短い秋を楽しみたいものです。
先日、約1年ぶりに香川にある「時の納屋」(設計:堀部安嗣さん)を見学してきました。
久しぶりに訪れると、建物は時間の経過とともに確かに変化しており、そのこと自体が美しさを増しているように感じられました。
アプローチの緑も少しずつ成長し、これから先の姿が楽しみです。
外壁の杉板は、経年によって色味が落ち着き、当初の温かみある木肌から銀白色へと変化していました。
新築の清々しさとは違い、風景に馴染んだ落ち着きのある佇まいで、オープン当初よりもさらに雰囲気が増していました。
建物の扉を開けると、杉の匂いを感じ、視覚だけでなく嗅覚にも訴えかけてくる心地よさがありました。
外へ目を向ければ小豆島を望む穏やかな景色。
居心地のよい豊かな時間が流れていました。
内部の床も、使用感がありながら想像以上に綺麗で、建物が丁寧に使われていることを感じました。
また、店員さんが親切に対応してくださり、個室の撮影もさせていただきました。
巾木や手摺、外構の照明など、前回よりも細部をじっくりと観察できたのも嬉しい体験でした。
次はまた季節を変えて訪れ、経年変化を感じに出掛け、時間とともに表情を変える建築の魅力を、これからも楽しみたいと思います。
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