blog時の家

竹内 利佳 自己紹介へ
公開日:2026/02/17(火) 更新日:2026/02/17(火) 日々のこと竹内 利佳

 

 

第174回芥川賞を受賞した作品『時の家』

著者は、建築士の仕事をしながら作家活動をする鳥山まことさん。

同じ業界の方と知り、手にとりました。

 

とある家に住む三代の人々の人生をが代わる代わる描かれ、

誰もが住んでいる家という場所と記憶を、

家が語り手となり建築的目線や用語で細かく表現されています。

 

朝の光の入り方や床に落ちる影、

子どもの背が伸びていく壁の傷、

季節ごとに変わる風の匂い。

こうした何気ない時間が愛おしく感じられる空間は

きっと長く愛されていくんだろうなと感じました。

 

10年後、20年後、

この家で過ごした時間が好きだった。

そう思ってもらえる住まいをつくりたいと

改めて気づかせてくれる一冊です。

 

では、また。