blogやわらかな境界線。

竹内 利佳 自己紹介へ
公開日:2026/06/18(木) 更新日:2026/06/18(木) 暮らし竹内 利佳

 

家の中には「つながっていたい場所」と

「少し落ち着きたい場所」があると思います。

その間にあるのが建具で、

中でも障子戸はふたつの気持ちを

上手に受け止めてくれる存在だと思います。

 

 

空けているときは隣の部屋とひと続きになり、

家族の気配や光、風を感じながら過ごすことができます。

一方で閉めると、ほんの少しだけ空間に区切りが生まれ、

気持ちも自然と落ち着いていきます。

障子越しに届く光も、この建具ならではの魅力で

強い日差しもやわらかく受け止めながら、

室内を明るくしてくれるので、

時間帯によって変わる光の表情も楽しむことができます。

 

 

最近の住まいでは障子戸を見かける機会が

少なくなりましたが、障子紙の変わりに

ガラスやポリカーボネイトと呼ばれる

割れない素材も使われています。

和室だけのものではなく、

今の暮らしにも馴染みやすくなっていると思います。

 

 

空間を仕切るためだけではなく、

暮らしの距離感を整えるための建具たちは、

やわらかな境界線となって

暮らしをそっと支えてくれている。

そんな存在だと感じています。

 

では、また。

 

 

 

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