blog時間とともに好きになる家。
家を建てるとき、今の暮らしを基準に考えることが多いと思います。
今、必要な部屋の数。
今、使いやすい収納。
今、好きなデザイン。
もちろん、今の暮らしに寄り添うことは、とても大切です。
でも、5年後...10年後...その先...と
家族の暮らしは少しずつ変わっていきます。
子どもが成長したり、家具が変わったり、
新しい趣味が増えたり、家での過ごし方が変わったり。
だからこそ、
「これからどんなふうに暮らしていきたいか」
を考えることも大切だと思っています。
家族が集まる場所があって、
好きな家具を置く場所があって、
植物を育てたり、趣味を楽しんだり。
ほんの少し余白を残しておくことで
その時々の暮らしに合わせて
家も一緒に変化していく。
最初から家を完成させるのではなく、
暮らしながら少しずつ自分たちの家にしていく。
暮らしの変化とともに
素材も少しずつ表情を変えていきます。
傷がついたり、色が変わったり。
それもこの家で過ごしてきた時間の一部です。
新築のきれいさだけではなく、
家族の思い出や暮らしの跡が重なっていくことで
自分たちの家にしかない
心地よさが生まれていくのだと思います。
「新しいから好き」ではなく、
「暮らしてきたから、もっと好き」
そんな風に思える家なら
10年後、20年後もきっと、
この家でよかったと感じると思います。
では、また。
